ぶっちのひとりごと ～春～

～ 止まった腕時計の話し ～

春らしく暖かくなりにぎやかに彩った桜たちの事も忘れてしまいそうな陽だまりの中
車中のラジオからの話しで若かった日に人からかけてもらった言葉を思いだした。

その頃仕事も結構バリバリやって
会社の中でも若いわりに人より何でも出来て
与えられた数字もこなせて
自分では満足してたつもりやった
そんな時期があって・・・
でも気が付いてふと自分の足元みたら
いつも言葉を交わしてた人たちが、何か違うように感じて・・・
そう、自分でわからんうちに自分の思いをぶつける 事しかできない
人を信じる事のできないイヤな奴になってた

突っ走る事で自分の不安を解消してて周りが見えてなかった。
そんな自分を見て、グループの会長に呼び出されて言われた言葉があった。
「君は仕事はできるが大切なものを忘れているよ。
人を信じる事、たまには止まって周りを見る事も大切やで！」
「そんなに心配しなくても君を信じて頼ってくれる人はたくさんいるはずやないか」って
そしてその後に言われたのが
「止まった腕時計でも必ず一日に二回は役目果たしてるやろ。
じっとしててもそんな風になれる事もあるんやで」ってね

その言葉は今でも忘れてなかったはずやのに
最近のぶっちはそんな感じやったようやなぁって自分でも思います。

仕事でもそれ以外でも自分が不安で
自分の思いぶつける前に、自分の事大切に思い信じてくれてる人がいる事をもう一度感じて
これからやっていかねばね

仕事もそれ以外でもみんなの周りに止まった腕時計があれ手にしてみてちょうだい


ほなまた



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